活動報告

JAF主催のイベントに協力し、ウチダザリガニ駆除体験会を行いました

2014年8月3日

室内で外来生物問題について学びました室内で外来生物問題について学びました

ザリガニ釣りに夢中ザリガニ釣りに夢中

ウチダザリガニ、捕まえたぞーウチダザリガニ、捕まえたぞー

ウチダザリガニを観察ウチダザリガニを観察

8月3日、音更の「十勝エコロジーパーク」にて行われたJAF主催「いま、自然を考えるin十勝エコロジーパーク ウチダザリガニを通して外来生物問題を考える」にメンバーの田中一典が講師として協力しました。

ロードサービスとして知られるJAFですが、夏休みには会員向けの環境に関するイベントを毎年開催しているそうです。今年のテーマは「ウチダザリガニを通して外来生物問題を考える」。十勝方面の川や沼にはたくさんのウチダザリガニやアメリカザリガニが生息していますが、外来種はなぜ広まってどんな問題があるか、もっと皆さん知ってもらいたい、しかも楽しくという思いで企画されたイベントです。

参加者はファミリー層を中心とする40人。最初に室内でパワーポイントを使い外来生物に関するお話を聞きました。小さいお子さんには少し難しかったかもしれませんが、人の手によって広められた外来生物が北海道の自然にさまざまな悪影響を与えていることを知っていただけたと思います。

次はパーク内の池に移動し、釣りの仕掛けを使ってウチダザリガニの駆除を体験。41匹のウチダザリガニを釣りあげました。ウチダザリガニは特定外来種であり、飼育、運搬などは禁止です。かわいそうですが、その場で殺処分。犠牲になる生き物を増やさないためにも、特定外来種を飼わない、捨てない、広めないことが大切です。そして、どんなペットでも責任を持って最後まで飼うことを伝えました。

(事務局 野谷悦子)

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