天然記念物のオショロコマをはじめ、貴重な動植物や豊かな自然が残されている然別湖は、地域の宝です。しかし近年、特定外来生物のウチダザリガニが生息していると分かり、問題になっています。生息域はどんどん広がり、生態系に悪影響を与える心配があります。

しかし、人の手で湖に持ち込まれ、環境に順応して増えたウチダザリガニに罪があるわけではありません。ウチダザリガニの駆除を通して、外来生物にはどんな問題があるのか、貴重な自然を守るためにできることは何かを考えるイベントを開催します。

日　時　10月8日(月曜日・祝日) 10時～12時、小雨決行、荒天の場合は中止

場　所　然別湖

集　合　9時45分、ホテル福原前の湖岸園地

参加費　無料。事前申込みは不要、直接会場にお越しください

内容

・ザリガニ博士のお話

「ウチダザリガニを通して外来生物問題を考える」

田中一典(ザリガニと身近な水辺を考える会、北海道大学大学院)

・ウチダザリガニ駆除体験(あらかじめ仕掛けておいたかごで捕獲したウチダザリガニの観察、雌雄判別、測定などを体験します。)

・ダイバーによる駆除の見学

特定外来生物のウチダザリガニは、法律により捕獲、飼育、運搬などが厳しく禁止されています。そのため捕獲したザリガニはその場で茹でます。希望者は食べることができます。

主　催　ザリガニと身近な水辺を考える会

共　催　然別湖生物多様性保全協議会

※本事業は北海道e-水プロジェクトの助成により行います

 

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