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ザリガニシンポジウム in 円山動物園 2015
趣旨
ニホンザリガニは清流のシンボルです。かつては身近な水辺にたくさんすんでいましたが、今は開発の影響などで生息できる環境が激減してしまいました。絶滅危惧種になったニホンザリガニを守っていくためには、残された貴重な生息地を守っていかなければなりません。今回はその中でも農地におけるニホンザリガニの保全について考えてみたいと思います。近年の農業は環境や生物多様性に配慮した形で行われるようになってきました。農地にニホンザリガニがいた時、ニホンザリガニを守りつつ農業を行うには、どうしたらいいのでしょうか。各地で行われている実践をもとに考えてみたいと思います。
日時
8月9日日曜日13時~15時
場所
札幌市円山動物園 動物園センター(事務所の隣のスペースの奥です)
北海道札幌市 中央区宮ケ丘3番地1
電話: 011-621-1426
テーマ
農村における生物多様性とニホンザリガニの保全
内容
・基調講演
農地の基盤整備とニホンザリガニの保全
川井 唯史(ザリガニと身近な水辺を考える会代表)
・各地からの報告
札幌市および清水町におけるニホンザリガニの生息状況
須網 瞭太(酪農学園大学農食環境学群環境共生学類4年)
真狩村におけるニホンザリガニを通した連携事業について
三野 雪絵、梅原 莉央(真狩高校農芸科学科有機農業コース2年)
布団篭によるニホンザリガニの保全
鏡 坦(帯広ウチダザリガニバスターズ)
・特別ゲスト 海外の事例
南ヨーロッパでのザリガニ保全の取り組み
アギーレ・ウリベオンド(スペイン王立植物園副園長)
参加費 無料、ただし入園料が必要です
主催 ザリガニと身近な水辺を考える会
共催 札幌市円山動物園
シンポジウム終了後、希望者は円山動物園のニホンザリガニプログラムについて担当飼育員からお話を聞きながらニホンザリガニ飼育施設(普段は非公開)の見学をします。