８月２５日(土)、釧路市環境保全課主催、弊会供催の自然観察会「春採湖のウチダザリガニ」が開催され、子どもから大人まで４４名の市民らが参加しました。

観察会の前半は、釧路市博物館の講堂にて、北海道教育大学釧路校の蛭田眞一教授による「春採湖のウチダザリガニについて」の講演と、弊会の田中一典による「外来ザリガニ問題について」の講演を行いました。

観察会の後半は、春採湖の湖岸に場所を移して、ＮＰＯ法人環境把握推進ネットワークＰＥＧの照井滋晴さんと子どもたちが中心となって、前日からしかけておいた捕獲用のカゴを引上げ、ウチダザリガニの捕獲を体験しました。

捕獲カゴの中には、ウチダザリガニのほかにエビやウグイ・フナなどの水生生物もいて、子どもたちが実際に手で触って体験し、水辺環境について学ぶことができた観察会となりました。