活動報告
北海道こどもの国でニホンザリガニ観察会を行いました
2017年8月6日
夏休み恒例のイベントとなっている「北海道こどもの国」(砂川市)でのニホンザリガニ観察会。今年も8月6日日曜日に開催されました。「ザリガニと身近な水辺を考える会」からは例年通り当会の田中一典が講師を務め、近隣市町村などから訪れた親子連れ20人が参加しました。
一作年、それまで観察していた生息地でニホンザリガニが激減し、昨年からはザリガニにストレスをかけないために生息地へ行くのは中止しています。昨年に引き続き、今年も飼育しているニホンザリガニを会場に持ち込んでの観察になりました。
本来の生息地でないのは残念ですが、はじめて生きたニホンザリガニを見る親子もいて、皆さん興味深く観察していました。夏休みの自由研究にするため、親御さんのアドバイスのもと、熱心に田中さんの話に耳を傾ける姿もありました。
観察会が開催できるまで生息地が回復するにはもう少し時間がかかりそうです。数が激減した原因は不明ですが、ちょっとした環境の変化に敏感なニホンザリガニ。今ある生息地を大切に見守っていきたいものです。
(事務局 野谷悦子)