活動報告

代表の川井が以下の2日間で標津町にある「ザリガニ鑑定団」「北の川探検隊」と交流を行ないました

2011年10月29日 - 30日

10月29日(土曜日)
代表の川井が以下の2日間で標津町にある「ザリガニ鑑定団」「北の川探検隊」と交流を行ないました標津生涯学習センター「あすぱる」にて、ポー川史跡自然公園外来生物対策会「ザリガニ鑑定団」が主催した講演会にて、「ザリガニのひみつ」の演題で話しをしました。なお、ザリガニ鑑定団は2008年から外来種の防除活動を始めており、セイヨウオオマルハナバチに続き、2010年からはウチダザリガニの駆除も始めている熱心な団体です。
当日は約20名の参加があり、標津町と釧路市からも参加がありました。講演の内容はザリガニの博物学、生物学、外来種ウチダザリガニの対策に関するもので、会場の方は皆、熱心に耳を傾けて下さいました。続いて標津町の外来生物防除対策に関して、ザリガニ鑑定団の鎌田代表から、これまでの活動内容と今後の方向について説明がありました。今後、益々の相互交流を硬く誓い、盛会のうちに幕を閉じました。

10月30日(日)
代表の川井が以下の2日間で標津町にある「ザリガニ鑑定団」「北の川探検隊」と交流を行ないました「北の川探検隊」の水口拓真代表と、標津町内の生息地を訪れました。なお、「北の川探検隊」の主な隊員は標津町内の小学生で、ニホンザリガニを始めとした地域の水性生物の観察を通じて、ゆっくりとした肩のこらない、そして楽しい野外での環境教育を実践しています。
当日は、残念なことに子ども達は参加できず、水口代表と川井の2名で、いつもは子ども達と入っている河川の観察を行ないました。標津町の生息地は北海道東部のニホンザリガニ生息地の、正しく原風景でした。川幅と水深があり、流れが速く、ヤマメの稚魚が泳ぐ川の石をめくると大きなニホンザリガニが隠れていました。川の中にはシロサケの産卵床もあります。こんな生息地は昔、多くありましたが現在では本当に珍しくなり、ここで観察できる「遊べる?」標津町の子どもは本当に幸せです。本当に素晴らしいフィールドで、きれいな水環境で遊んだ貴重な経験を持ち、子ども達は将来、清水(e-水)を知り、これを守る大人になってくれることでしょう。

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