活動報告
円山動物園で講演会&観察会を開催しました
2014年9月23日
円山動物園の流水ビオトープを見学
国際色豊かな観察会となりました
毎年観察会を行っている場所ですが、今年もたくさんのニホンザリガニを見つけられました
恒例になっている札幌市円山動物園と共催のイベント、今年は「守ろう!ニホンザリガニ」をテーマとした講演会に加え、園内のニホンザリガニ飼育施設の見学と、少し遠出をして生息地での観察会も行いました。22日~25日に円山動物園を会場として開催されている国際ザリガニ学会と共催だったため、約40人のさまざまな外国からのザリガニ研究者も交えてのイベントとなりました。
講演はメンバーの田中一典が行い、観察会につながるようにニホンザリガニの生態や体の特徴、生息地が減っている現状などについて話しました。
講演終了後は外国からの参加者も一緒にニホンザリガニ飼育施設や、将来繁殖したニホンザリガニを放流する予定の流水ビオトープを担当飼育員のガイドで見学しました。
その後はバスに乗り、小樽市の生息地に出発。今回は外国のほか、国内でも千葉、東京、徳島と遠方からの参加があり、はじめて見るニホンザリガニに興味が尽きない様子です。衣服が汚れるのも気にせず熱心に観察する姿が見られました。
(野谷 悦子)