活動報告
えりもで子どもたちと一緒にニホンザリガニの観察会を行いました
2011年8月20日
8月20日、「えりも町郷土資料館N42°の会」が主催する子ども向けの自然体験事業「わらしゃんど」に田中一典と野谷悦子が協力してきました。参加したのは8人の小学生と、お母さんや町内の主婦らが数人です。えりもは町内のあちこちにニホンザリガニの生息地があるので、「とったことがある」とか、年配の方の中には「昔、焼いて食べたことがある」という人もいました。
「わらしゃんど」は通年制の事業で思い切り体を使って遊ぶことを趣旨としていることから、私たちも座学の時間は設けず、実際にザリガニにふれて感じる体験を重視しようと臨みました。
生息地では本当にたくさんのニホンザリガニを見つけることができました。子どもたちも大はしゃぎで、時間が来ても「もっと探したい」という声が続出するほど。お母さんたちも「ほら、ここにいるよ!」と、子どもと一緒になって熱心に探してくれました。
実際にニホンザリガニを見て、オスメスの見分け方、一年の過ごし方、サイズの計り方などをお話しすると、子どもたちも興味しんしんで聴いていました。ニホンザリガニの良好な生息地があちこちに残されているえりもは、すばらしい自然環境を有していると言えます。そんな素敵なえりも町を、子どもたちが誇りに思ってくれるといいなと思います。
観察会の最後には子どもたちと「ニホンザリガニが生きていける環境をみんなで見守っていこうね」と約束しました。田中さんも私も、すっかりえりもファンになってしまい、仲良しになった子どもたちとは来年また観察会で再会したいと願っています。
(事務局 野谷 悦子)