活動報告
平取町でニホンザリガニ観察会を行いました
2014年10月4日
公民館でザリガニのお話を聞きました
生息地へ行く前にクリスタル標本でオス、メスの違いなどを確認
最初にニホンザリガニを見つけたのは、この子
生きたニホンザリガニを観察しながら体の仕組みについて熱心に聞き入ります
雌雄判別中
この表情が何ともかわいい!
ランチはちょっと奮発して平取牛をいただきました。おいしかった!
10月4日、平取町の親子体験事業「ニホンザリガニ観察会」に講師派遣の協力をしました。町の担当者から「ぜひニホンザリガニの観察会を開催したい」との依頼があり、夏から下見をしてきました。観察会向きの良い生息地が見つかり、私たちにとってもはじめての地での事業となりました。
今回の参加者は親子20人。講師はメンバーの田中一典が務めました。まず中央公民館でザリガニについてのお話を聞き、標本を見てから生息地に向かいました。
札幌や小樽など都市部で行う観察会とはやや趣が違い、参加者同士のほとんどが知り合いのようです。はじめから和気あいあいとした雰囲気の中、だれかがザリガニを見つけると「○○ちゃん、やったね~!」と盛り上がります。
この日見つけたニホンザリガニはオス17匹、メス11匹。ほかにもヤンマのヤゴ、ガガンボの幼虫、トビケラの幼虫などさまざまな水生昆虫を見つけ、良好な水辺環境が維持されていることが分かりました。
平取は住宅街からほど近い場所にニホンザリガニの生息地がある、恵まれた環境です。「来年も観察会はあるの?」といううれしい声もいただきました。これからも身近なで大切な水辺環境をみんなで見守っていただきたいと思います。
(事務局 野谷悦子)